巴里レター No.39

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       ☆ 巴里レター No.39 ☆

 
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    ◇ 2001年 夏 北欧の旅 〔13〕 ◇

 ヘルシンキの二日目です。

 旅に出るまえに、Sさんから聞いていたんだけど、
 「フィンランドの人って、日本人に親切ですよぉ。
  日本人が好きみたいですよぉ。」って。
 なんでも、日本が日露戦争でロシアに勝ったおかげで、
 フィンランドは独立できたとか。

 そういう先入観があったせいかどうか分からないけど、
 やっぱりフィンランドの人って、感じいいんだよね。
 眼差しが温かいんですよ。
 普段、巴里で生活してるから、余計そう感じたのかもしれないけど。

 ヨーロッパ、いろいろ廻ったけど、
 『日本人に、親しみのようなものを持っているんじゃないか。』
 って思ったのは、フィンランドが一番ですね。
 あとは南ドイツ、昔、一緒に戦争やったからかなぁ。
 (ベルリンは、ちょっとヘンですね。)

 でも、巴里に帰って来てから聞いた話だけど、
 フィンランドもアジア系の移民が増えてきていて、
 最近は事情が違うとか・・・  どうなんでしょうねえ。
 
      ∽     ∽     ∽

 ガイドブックに載ってた観光名所のような教会も三つ廻ったけど、
 ヘルシンキで一番面白かったのは、港のマーケット広場です。
 新鮮な魚を安く売ってて、その場で簡単に料理してるんですよ。
 思わず、その辺を歩いていた日本人の女の人を誘って、
 お昼ごはんを食べてしまいました。
 「お醤油持ってるからさぁ、一緒にご飯食べようよ。」
 っていうスゴイ口説き文句で。

 僕がそのとき持っていたのは、粉末醤油っていうスグレモノです。
 粉なんだけど、何かにフリ掛けると、
 その対象物の水分を吸い取って、お醤油になってしまうという、
 旅行に持っていくには、すっごい便利なものなんですよ。
 日本から来た人が置いていってくれたもので、
 他の人に「買ってきてよ。」って頼んだんだけど、
 見つからなかったっていうモノです。
 
 お醤油の話を、もうひとつ。
 最近、ポルトガルに行くという人がいたので、
 「ポルトガルは魚が美味しいから、お醤油持って行くといいよ。」
 って教えてあげたんですね。

 帰って来てから、「どうだった?」って訊いたら、
 「リスボンにも中華のお店があって、
  そこで、キッコーマン売ってましたよぉ。」だって。 
 「あっ、そぉー。・・・ それは、ヨカッタね。」とか言って、
 ゴマカシテしまいました。

      ∽     ∽     ∽

 えーと、そのマーケット広場で、
 一緒に昼ごはん食べた女の人なんだけど、
 やっぱり一ヵ月くらいかけて、ヨーロッパを廻るって言ってました。
 巴里は、もう行ってきたとか。
 巴里での話、彼女がスゴク重 〜いスーツケースを持って、
 メトロの階段の下で困っていたけど、
 誰も手伝ってくれなかったんだって。
 ようやくアジア系の男の子が手伝ってくれて、
 やっと階段を上ったとか。
 「やっぱり、アジア系っていいわぁ。」って言ってました。

 フランス人て、女の人が階段の下で困っていたら、
 普通は手伝うけどねえ。
 『それはきっと、女としての魅力と、スーツケースの重さを、
  天秤に掛けられたんだろうな。』
 って思ったけど、言いませんでした。

      ∽     ∽     ∽

 ご飯食べたあと、「じゃあ、元気でね。」とか言って、
 彼女と別れたんだけど。
 このマーケット、いろいろ面白いモノ売ってましたね。
 トナカイの毛皮は、53ドルだったかなぁ。
 ここでも、買おうかどうしようかって悩んだんだけど、
 『まあ、他のところでも売ってるでしょ。』とか思って、
 買わなかったんですね。

 キツネの尻尾とかも売ってましたね。他の動物の尻尾と一緒に、
 何本もぶら下がっていたりして。
 値段は忘れたけど、でも、
 『トナカイの毛皮に比べたら、ちょっと割高かな。』って思いました。
 まあ、ああいうモノって、大きさとかあまり関係ないんだろうけど。
 (御頭付きのキツネさんもいたりして。ちょっとコワカッタりして。) 

 キツネの尻尾って、感触いいんだよね。
 『でも、こんなモノ買って帰っても、どーすんだよ。
  冬、首に巻いて歩くわけにもいかないし、
  女の人にあげても、きっと使わないと思う。』というコトで、
 買わなかったんだけど、いま思うと、
 『やっぱり買っておけばヨカッタかな。』って思いますね。

 何かで読んだけど、犬とか猫に触れると
 ストレス解消になるんだってね。
 だから、キツネの尻尾もストレス解消にイイかもしれない。

 でも、いい歳した男が、キツネの尻尾を握って、
 ウットリしている姿って・・・・・ 想像しただけで、
 ・・・・・・イ、イイかもしれない。 (変態だったのか。) 

                          (つづく)

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      ◇  詩のような言葉たち 〔7〕  ◇  


         ディズニー
         あなたの背なかを透かしてみれば
         きれいに宇宙が広がってゆく



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    ◇ ルルド Lourdes 〔23〕 ◇

 ☆ 1858年2月25日 (木)  9回目のAPPARITION

 雨と寒さにもかかわらず、朝5時のAPPARITIONに
 300人ほどの人が集まりました。
 この日は、泉が「発見」された日です。

 ベルナデットの話

  私は白い女性から、泉に行って水を飲むように言われました。
  でも泉が分からなかったので、GAVE川の方に行きました。
  女性は、「そちらではありません。」と言って、
  場所を指差してくれました。
  そこに行ってみると、小さな泥の水溜まりがあるだけでした。
  手を入れてみましたが、水を掬うことができませんでした。
  少し掘ってみましたが、水が汚かったので3度それを捨てて、
  4度めにようやく飲むことができました。
  女性から、その近くに生えていた植物を
  食べるように言われたので、そのようにしました。
  そのあと、女性は消えてしましました。

 その場にいた人たちは皆、ベルナデットは気がふれたのだと
 思いました。

 この日の夕方、ベルナデットはDutour検事の尋問を受け、
 「二度と洞窟に行かないと約束しなければ、牢に入れる。」
 と脅されました。

    ∽     ∽     ∽     ∽     ∽

 現在、泉はコンコンと湧きでていますが、
 その辺りはコンクリートの板(石材だったかな)が
 敷き詰められていて、植物は全く生えておりません。
 まあ、たとえ生えたとしても、
 来る人がみんな摘んでしまうような気がするけど。
 
                          (つづく)
 
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 【近ごろのパリ】

 例の、僕の好きなポン・デザール(橋です)、最近通ったら、
 修理してました。床(?)が木だから、それを張り替えてました。
 真ん中のベンチをどけて、四分の一くらいは柵で仕切ってあって、
 その横を渡るんだけど、それでも、根性で橋の上に座り込んでる人
 結構いましたね。

 ワインとかポテトチップスを並べて、
 宴会(?)やってるグループもいたりして。
 お花見感覚ですね。 羨ましい。 

 すぐ下の岸では、小さな楽団が練習していました。
 『やっぱり、いいなあ。』と、思いながら渡るポン・デザールでした。

           2003年6月10日   Michio

 追伸

 イラクに自衛隊を派遣するっていう話があるみたいだけど、
 それって、「かなり異常なコト」のように思えますね。
 「イラク支援」と言えば、聞こえがいいけれど、
 実際は「アメリカ支援」でしょ。

 いくらアメリカにホメラレタからって、そこまでするわけ。
 ヘンだよ。 次回は、アメリカと一緒に「上陸作戦」か。
 カナシイぜ。

 自衛隊員が殺されたら、どうするんでしょうね。
 「じゃあ、これで帰らせていただきます。」
 っていうワケにも、いかないだろうし。
 だいたい、『日本がテロの標的になるかもしれない。』って、
 思わないのかね。
 テロの標的になったら、日本という国は弱いだろうなぁ。

 アメリカがいつも正しいとは限らないんだから・・・ 
 ねえ。

       ∽     ∽     ∽

 HP本館に、「近ごろの巴里」というコーナーを作りました。
 写真がメインです。
 フォトアルバムに、「鉄道エクスポ」の写真を10枚UPしました。

 HP本館   http://www.geocities.jp/paris1830/
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 フォトアルバム  http://photos.yahoo.co.jp/michion2

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 めろんぱん    http://www.melonpan.net/mag.php?002474
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                      じゃあ またね


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