巴里レター No.47

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       ☆ 巴里レター No.47 ☆

 
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     ◇ 2001年 夏 北欧の旅 〔18〕 ◇

 7月22日です。オスロからフィヨルドに向かいました。
 ガイドブックに必ず出ているような、
 一番ポピュラーなコースを選びました。
 Sさんもこのコースで行って、ヨカッタって言ってたから。

 8時過ぎ頃、オスロからミュルダール行きの列車に乗りました。
 向かいの席に、似たような歳の中国人の男の人が座ったので、
 ヘタクソな英語で話をしました。
 やっぱりアジア系だと話しやすいですね。
 白人や黒人だと、お互い気を使うけど。

 その人も一人旅で、オーストラリアから来たんだって。
 中国で生まれたらしいけど、(香港だったかな)
 家族と一緒にアメリカに移って、
 そこからまたオーストラリアに行ったとか。

 予定してたコースが同じだったので、
 この日は、だいたいこの人と一緒に行動しました。
 他の英語しゃべっている人たちが、何処から来たか判るって
 言ってましたね。カナダとか、アメリカとか・・・
 オーストラリア人も、結構来てたそうです。

 ミュルダールまで4時間半くらいかかったんだけど、
 『なんか列車のスピードが落ちて、緩やかな坂を上ってるな。』
 と思っていたら、長閑な風景のなかに、
 ぽつりぽつりと雪が残っているんだよね。
 『ホー、この真夏に残雪かよ。』って感じ。
 そんなに高いところまで登って来たという意識は、無いんだけどさ。

 やっぱり緯度が関係してるのかな。
 あとで衛星写真を見たら、ノルウェーには、スイスみたいに、
 万年雪で覆われているところが、かなりあるんですね。

 中国人さんと話をしていて、彼がなにげなく、
 「あなたのホームは、フランスか。」って訊くから、
 「いや、ホームはフランスにもないし、日本にもないですよ。」
 って言ったら、ちょっと眉間に皺を寄せて、黙ってしまいました。
 通路を挟んだ席に、地元の若いのが3人いて、
 僕等が英語で話すのを、ニヤニヤして聞いていたんだけど、
 そのときチョット見たら、みんな黙って下向いちゃってるんだよね。

 『いや、あの・・、巴里には、そーゆー人たくさんいるから、
  そんなに深刻なことじゃないんだけど・・・』と思ったんだけど、
 ボキャブラリーの不足で、言えませんでした。まぁ、仕方がない。

     ∽     ∽     ∽

 ミュルダールで、とてもローカルな電車に乗り換えて、
 フロムという船の乗り場があるところまで、下りていきます。

 途中、スゴイ大きな滝があって、電車が一度そこで止まって、
 みんなで降りて写真を撮りました。
 
 フロムはホントに小さな村(?)ですね。
 電車に乗ってきた人達は、ほとんど皆フィヨルド観光に来た
 って感じです。

 船は、そんなに小さくもないんだけど、そんなに大きくもない船です。
 数ヵ国語で、簡単な説明のテープが流れるんだけど、
 ちょっとショックだったのは、フランス語の説明はないのに、
 日本語の説明があったんだよね。
 日本人て、こんな地の果てまで来るんだ。スゴイねぇ。
 
    ∽     ∽     ∽

 フィヨルドですが、ひと言で言うと、スイスの山がそのまま、
 海に落ち込んだような感じです。
 でも、海でもないし、河でもないし、湖でもないという、
 ちょっと不思議なところです。

 大袈裟なコトを言えば、初体験かな。こーゆーのって。
 スイスの氷河も初体験だったけど。
 (氷河にはチョット負けるかもしれない)
 
 水が静かで、綺麗です。冷たそう。
 両側にそびえる山は思ったより高かったし、角度も急でした。
 また、スイスみたいに、細い滝が、
 高い所からいくつも落ちているんだよね。
 あの水は、いったい何処から来るんだ。
 やっぱり、あの上に、雪とか氷があるのかな。

                          (つづく)

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       ◇  詩のような言葉たち 〔15〕 ◇  


          エーゲ海
          コバルトブルーに透き通る水の色
          その照り返しが
          私の身体を通り過ぎてゆく



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    ◇ ルルド Lourdes 〔30〕 ◇

 ☆ 1858年7月16日 (金)  18回目のAPPARITION

 6月3日、ベルナデットは、初めて聖体拝領をしました。
 (辞書によると、イエスの血と肉をあらわすパンと葡萄酒を
  会衆に分かつ儀式、聖餐)

 7月16日、Mont Carmelのノートルダムの祝日に、
 ベルナデットは、洞窟からの「招き」を感じました。

 洞窟に通じる道には柵がしてあり、通行禁止になっていたので、
 一緒に行ったLucie叔母さんの案内で、他の道を通りました。

 そして日が暮れるころ、ベルナデットは叔母さんと
 他の二人の友だちと共に、洞窟の対岸(右岸)に来ました。
 洞窟まで150mほどあります。
 
 ロザリオの祈りを始めると、すぐにコンタクトがあり、
 それは15分ほど続きました。
 この最後のAPPARITION(御出現)で、
 マリア様は、ベルナデットに別れの言葉を告げました。

 「どうしてこんなに遠くから、柵の向こうの洞窟が見えるの?」
 と、一緒に来た友だちがベルナデットに尋ねました。

 「他のときのように、まるで洞窟の前にいるみたいに見えたの。
  マリア様だけが見えたのよ。
  マリア様が、こんなに美しく見えたことはなかったわ。」
 と、ベルナデットは答えました。
  
   ∽    ∽    ∽    ∽    ∽  

 この、ベルナデットが遠くからマリア様を見たということについて、
 僕は最初、どういうことなのか解らなかったのだけれど、 
 あとになって、そういえば自分も似たような経験をしていた
 ということに気がつきました。

 僕の場合は夢だから、あまりたいしたことではないのですが。
 以前、夢で日本の神様に逢った話を書いたけど、
 ほかにも2回、夢で神様を見ていたのでした。

 最初の夢は、もうどんな夢だったか、思い出せないんだけど、
 2回目の夢はよく覚えています。
 (日本の神様の夢が3回目ですね。)

 僕は夢のなかで、屋外にいて何かしていたのです。
 そして、「ハッ!」と思ったのです。
 何が「ハッ!」なのかというと、
 『今、上の方を見たら、神様がいる。』って確信したのです。
 理屈じゃないんですね。

 で、どういう反応をしたかというと、
 怖くて上を向くことができないんですね。
 目が覚めてから、
 『自分はやっぱり、神様を恐れているんだな。』って思ったけど。

 なぜ怖いかというと、神様の教えを実践してないからでしょうね。
 新約聖書に書いてあることは正しいと、
 理性では分かっているんですが、やっぱり理性だけじゃないから、
 聖書に書いてあるようには生きられないんですね。
 だから、神様が怖いのです。

 で、そのとき僕は、しばらく下を向いていたんだけど、
 そろそろと上の方を見たら、
 雲の上で、マンガに出てきそうな神様がニッコリ笑っていたので、
 ホッとしたのでした。

 雲の上の神様の御顔が、はっきり見えるなんて、
 よく考えたら不思議なんだけど。
 (べつに神様が巨人だったわけではないのです。)

 どんな感じだったかというと、
 双眼鏡を覗いているような感じじゃなくて、
 映画を見ていて、画面が急にアップに切り換ったような、
 そんな感じでした。
 そのときは、ぜんぜん不思議だとは思わなかったんだよね。

 というのが、僕の夢のお話ですが、
 ベルナデットが遠くから、マリア様を見たというのも、
 似たような感じだったかもしれないですね。

                          (つづく)

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 【近ごろのフランス】

 暑いですねえ。寒い夏も困るけど、こう暑いと、ヘバッテしまいます。
 南の方では、山火事がスゴカッタみたいだけど。

 バカンスのシーズンなんだけど、
 なんか例年とチョット違うような気がしますね。
 日本人の姿が少ないせいか。
 自分が長旅に出ないで、巴里でバテているせいか。
 よくわからないけど。
 
              2003年8月9日   Michio

 追伸

 今年もまた、エーゲ海には行けないみたいです。(カナシイ)

 フィヨルドの写真、HP本館とフォトアルバムにUPする予定です。
 
 HP本館   http://www.geocities.jp/paris1830/
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 フォトアルバム  http://photos.yahoo.co.jp/michion2

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 解除は、登録されたところでお願いします。
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                      じゃあ またね

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