巴里レター No.50
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       ☆ 巴里レター No.50 ☆

 
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     ◇ 女子マラソン ◇

 この前の日曜日は、世界陸上大会の最終日でした。 
 女子マラソンで、日本の選手が銀と銅のメダルを獲りましたね。
 僕も応援に行ってきました。・・てゆうか、見に行ってきました。
 日の丸は、貰わなかったけど。

 スタート地点は、パリ市庁舎だったんだけど、
 日本人が結構来てましたね。
 見た感じで、『日本から来たグループだな。』とか、
 『こっちに住んでる家族連れだな。』とか・・・
 男子マラソンの選手も、応援に来てたみたいです。
 (男子も女子も、顔知らないから、よくワカンナイんだけどさ。)

 考えてみたら、マラソンを生で見るのって、初めてです。
 ツール・ド・フランス(自転車)は、何回か見たけど。

 柵が並べてあって、人だかりがしてたから、
 スタートの時は、ほとんど見えなかったんだけど、
 すぐ横のセーヌ川沿いの道路に走って、
 選手がUターンしてくるところを、バッチシ撮ったもんね。
 なんか一人だけ、先頭に飛び出して走ってる選手がいたけど。

 その後は、広場の反対側のリヴォリー通りに、皆で移動して、
 もう一回選手が通過するところを、ツーショット。
 ・・てゆうか、デジカメって、こういう場合、
 ツーショットしかできないんですね。

 曇ってたから、シャッターが遅かったのかな。
 シャッターボタン押してから、実際にシャッターが切れるまでに、
 時差がある! 『オイオイ、選手が通り過ぎちまうぜ。』

 『続けてもう一枚。』と思って、シャッター押しても、
 反応しないんだよね。オレンジ色のランプが点いたりして、
 『エーッ。こんなとこで画像処理してんじゃねえぞ。・・ったく。』

 『そーか、デジカメというものは、そーゆーモノだったのか。』
 と、理解しました。

 他の国の国旗もチラホラ見えたけど、
 やっぱり日の丸が圧倒的に多かったですね。
 さすが日本人の組織力!
 紫色の小旗を振ってる人たちがいて、
 『ん?どこの国かな。』って思って、よく見たら、
 「立命館 ナントカ高校」って書いてあった。・・よくワカラナイ。

 リヴォリー通りで見送ったら、「じゃあ、これで解散。」とか
 言ってたグループもあったけど、僕は友だちと一緒に
 (例のSさんだけど)、メトロで凱旋門に移動しました。

 日本人応援団、ここにもちゃんと来てましたね。
 エトワール広場とシャンゼリゼに、日の丸が島になってたもんね。

     ∽     ∽     ∽

 「ヘリコプターが二つ飛んでますねぇ。」なんて言いながら、
 しばらくポケーっと待ってました。
 陸上大会のマラソンて、わりと選手の数が少ないんですね。
 なんか、マラソンていうと、パリマラソンとか、ボストンマラソンとか、
 あーゆー『ワーーッ』って感じの、
 ワケのわからないイメージがあるんだけど、違うんですねえ。
 少数精鋭って感じです。

 待ってる時間に比べて、選手が通り過ぎるのって早いんだよね。
 ツール・ド・フランスに似てる。
 マラソンだから、もっとパラパラくるかな、って思ってたんだけど、
 なんのなんの。
 先頭グループを見送って、しばらくすると第二グループが来て、
 そのあとはオアイソ程度に、パラパラパラ・・・。

 第二グループを見送って、パラパラパラの人たちを撮ってたら、
 なんかアジア系の小太りのオジサンが、
 ヒョコヒョコ走って来るんだよね。
 その横を若い人が二人、オジサンの写真を撮りながら、
 一緒に走っているんですよ。

 『 ??? 』とか思っていたら、近くにいた日本人のひとが、
 「あっ、小出さんが走ってるよ。・・・やっぱり走るんだ。」
 って言うから、『な〜るほど、あれが有名な高橋ナントカさんの
 コーチの人かぁ。・・・でも、よくワカラナイ。』

 選手の人たちって、一団になってサーッと走っていったから、
 日本人がどこにいたのか、よく分かりませんでした。
 写真撮るために、液晶の画面見てたし。

 Sさんに、「わかったぁ?」って訊いたら、
 「日本人は、一人だけ分かりましたね。」だって。
 まぁ、顔知らないし、しょうがないよね。
 で、ウチに帰って、撮った写真をパソコンで見たら、
 ちゃんと写ってました。

 インターネットで日本の新聞をチェックしたら、
 日本人のメダル獲得の記事とか、選手たちの写真が出てました。
 『なんだぁ・・・ わりとカワイイじゃん。』とか思って、
 ちょっと損したような気分です。


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       ◇  詩のような言葉たち 〔18〕 ◇  


           ほのかな罪の香りと
           穢れの色を身にまとい
           小さな薔薇として咲く




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    ◇ 2001年 夏 北欧の旅 〔21〕 ◇

 次の日(7月24日です)、朝7時半の列車に乗って、
 オスロからコペンハーゲンに移動しました。(遠かった)

 オスロの駅では、寝袋並べて寝てる人も何人かいましたね。
 『ネエちゃん、こんなところで寝てて大丈夫かよ。』とか思ったけど、
 大丈夫なところが、北欧のスゴイところですね。
 (でも、マネしない方がいいと思う。)
 アムステルダムの駅なんか、絶対ヤバイって話です。

 『ヨシ、南に向かうぞ。』とか思って、ちょっと嬉しい。
 国から国へ、列車で移動だから、かなり時間が掛かりました。
 (しかもスウェーデンを通過する)
 一度乗り換えて、コペンハーゲンに着いたのは、
 もう夕方近い時刻でした。

 前に泊まったホテルに行ってみたんだけど、
 (例のちょっと怪しい界隈) 
 安い部屋が空いてなくて、他を何軒かあたりました。
 でも、やっぱり安くないんだよね。
 結局、11000円くらいの部屋に決めました。

     ∽     ∽     ∽

 まだ明るかったから(日が長〜い)、街を歩いて、
 例の人魚姫の像を見に行きました。
 これがまた、やたら遠いんだ。 『え〜、まだかよ〜。』って感じ。 

 海岸にでて、大きな公園をテクテク歩いて行くと、
 ちょこんと、いらっしゃるんですね。
 (似たような感じで、テクテク歩いている人、結構いましたね。)

 この人魚姫ちゃん、首を切られるという事件があったから、
 『大丈夫でっか。』とか思ったんだけど、きれいに直ってました。
 ガイドブックなんかには、対岸が工業地帯で雰囲気がヨクナイ、
 とか書いてあるけど、そうでもないですね。

 コンビナートみたいな感じだけど、だいぶ距離があるし、
 べつに煙がモクモクと出てるわけでもないし。
 ただ、ここまで来るのが遠い。やたら遠〜い。

 どこか、街なかの池か噴水に、同じものを作って置いてくれたら、
 旅行者としては、とっても助かるんですけどねぇ・・・
 コペンハーゲンっていったら、やっぱりチボリ公園と人魚姫じゃん。
 (ねえ。)

 人魚姫の像は、なかなかヨカッタですよ。
 もっと俗なモノかと思ってたけど、
 これなら美術館に入っていても、オカシクないよ。(美人だし)
 下半身が、お魚じゃなくて、ちゃんと二本の足があって、
 そこにヒレがついていました。

 ホテルに帰るときは、さすがにバスを使いましたね。

     ∽     ∽     ∽

 翌日は、国立美術館とニュー・カルスベア美術館に行きました。
 後者は、有名なビールの会社が作った美術館みたいです。
 (僕らは、そのビールをカルスベルグって呼んでるけど)
 ナカナカいい作品が揃ってました。
 僕の好きなギリシャ陶器のコレクションもあったし。

 ゴーギャンの、海辺の風景を描いた絵には、ちょっとビックリ。 
 『こんな絵があったんだぁ。』とか、
 『こんな絵を、こんなとこに隠してやがった。』とか、
 『画集作る人も、こんなトコまで来ないんだろうなぁ。
  これって代表作のひとつだぜ。』
 と、声には出さないでブツブツブツ・・・

 1885年の作で、タイトルをみると、
 Dieppe というフランス北西部の海岸です。
 ゴーギャンらしからぬ、明るいタッチの美しい絵です。

                         (つづく)

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 巴里レターも、今回でNo.50です。
 アッという間ですね。(なんでもアッという間ですが。)
 
 「バックナンバーを全部読みました。」っていう人、たまにいますね。
 「全部、プリントアウトしました。」っていう人もいたけど。
 ありがたいことです。

             2003年9月6日   Michio

 
     ∽     ∽     ∽

 HP本館に「不思議な写真」を9枚、UPしました。
 「巴里のマリア様」と同じ欄です。
 「女子マラソン」の写真は、「近ごろの巴里」という欄です。
 
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