| 巴里レター No.13 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 巴里レター No.13 ☆ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ そうですね。 これは自分宛てのレターなんだと、思いながら読むのが、 巴里レターの正しい読み方です。 などと、かってに決めつけたりしておりますが。 少数でも、そんなふうに読んでくれる人がいたら、 筆者としては嬉しいですね。 巴里レターって、基本的に手紙だから、 読んでくれる人は一人でもいいのです。 そう、それはあなたかもしれない。(なーんちゃって) などと書きながら、もう知ってる人も多いと思うけど、 筆者は、わりと自分勝手なところがある人なので、 読者の都合をぜんぜん考えなかったりするのですが。 いまのところ、書きたいことを書くから、 読みたい人だけ読んでください、みたいな感じです。 ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ じつは、7月の下旬に、またちょこっと旅をしてきました。 フランスの南西部とスペインのバスク地方を、11日間くらい。 外国を一人旅する人は、みんなそうだろうと思うけど、 やっぱり、『ちゃんと生きて帰って来れるかな。』って思うんですよ だから、たとえ生きて帰って来れなくても、 巴里レターNo.12はちゃんと配信されるようにセットしてから、 出かけて行ったのでした。 (これだけは書いておきたい、というようなことを書いておいたのです。) だから、 『あれっ、いつもの巴里レターとちょっと違うかな。』 って、思ってくれた人もいるかもしれないし、 『カワイソウに、とうとうオカシクなったか。』 って、思ってくれた人もいるかもしれないけど。 まあ、とりあえず、無事に帰って来たので、ヨカッタ、ヨカッタ。 これからも、巴里レターを続けることができそうです。 ∽ ∽ ∽ 今回の旅のことも、いずれ書いてみようと思っているんだけど、 「北欧の旅」と平行して書いたら、 やっぱり、読む人が混乱するんじゃないかなとか、 読者はそんなにオロカじゃないか、 混乱するのは筆者の方か、とか考えているのだけれど。 予定としては、「北欧の旅」のあと、 「ストラスブール&ベルギーの旅」というのを書いて、そのあと、 「フランス南西部の旅」みたいな感じにしようと思ったのだけれど。 でも、「北欧の旅」があの調子じゃねえ。 いったいいつになるか分からないもんね。 □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ 今回行ったところで、 ルルド(LOURDES)っていうところがあるんだけど、 ここは、日本ではあまり知られていないと思うけど、 (キリスト教関係の人は知ってると思うけど) マリア様が現れたとか、奇跡が起こって病気が治るとか、 そういう場所として、有名なところなんですね。 僕も、こっちに来るまで知らなかったんだけど。 巴里レターNo.11で、サンチャゴ・デ・コンポステラで体験した、 ちょっと不思議なコトを書いたでしょう。 あの旅のあと、 『これは、ルルドも行ってみないといけないな。』って思ったんだけど、 そのままズルズルと来てたんだよね。 いま調べてみたら、サンチャゴ・デ・コンポステラに行ったのは 1998年なんだよね。四年ちかくも経っちまったぜ。 エーゲ海の島に行ったときも、来年もまた来ようと思ったんだけど、 そのままズルズルと・・・・・ いま、また調べてみたら、ギリシャに行ったのは1995年だぜ。 カナシイなあ。 そのときは、今度来るときは、ゼッタイ女の人と一緒に来ようって 思ったんだよね。(男は、みんなそう思うみたいだけど) ・・・・・・・・・・ カナシすぎるぜ。 じゃあ、そのあと、女の人と一緒に旅行しなかったのかというと、 そういうわけでもないんだけど、 たまたま場所が、エーゲ海じゃなくて、 スペインの南の方だったりしたわけなんだけど、 ・・・・・・・・・・ まあ、いいか。 えーと、だからルルドのことなんだけど、 行ってみたら、やっぱり不思議なところなんですよ そんなことはないだろうと思って行ったんだけど、 やっぱりサンチャゴ・デ・コンポステラのときみたいに、 なにかエネルギーのようなものを感じるんですね。 また、すごいたくさんの人が来てました。 みんな、奇跡のようなものを期待して来てるんだろうと思うけど、 まあ、なかには、観光名所だと思って来る人もいるだろうけど。 奇跡は起きなかったんだけど、ちょっと不思議なことがあったりして。 また、ルルドのことを知れば知るほど、 不思議というか、すごいというか、おもしろいというか、 そして、それが本当のことのように思えてくるんだよね。 (きっと本当なんだろうと思うけど) 最初にマリア様が現れたのが、1858年の2月11日だから、 そんなに古いことじゃないんですよ。 当時、もう新聞とか写真術とかあったみたいだし。 だから、資料がけっこう残っているんだよね。 「フランス南西部の旅」は後回しでも、ルルドのことだけは、 先に書こうかなって思ってるんですよ。 ひょっとしたら、「北欧の旅」も後回しになっちゃうかもしれないけど、 (まだぜんぜん旅が始まっていないのにねえ。) まあ、なんにでも優先権のようなものはあるし、 気分次第の巴里レターだし。 ∽ ∽ ∽ でも、じつは、どんなふうに書こうかなって、悩んでいるんですよ。 宗教とか、奇跡とか、そういう話になるだろうから、 なるべく常軌を逸しないように、現実とのバランスをとりながら、 書いてゆくべきだろうなって思うんだけど。 また、個人的な問題もあるんですよ。 古くからの読者は、わかってくれると思うけど、 ( と言うほど数は書いていないんだけど、 そんなふうに、ちょっと書いてみたかっただけなんだけどさ。) 僕は、自分のなかの、現実に対応してる部分とは違う部分で、 もっとやわらかい部分で、この巴里レターを書いているんですよ だから、巴里レターを書いている自分と、現実の自分というのは、 ちょっと違うんですね。 ある種の人たちからは、イヤな奴だと思われているかもしれないし、 僕のことを変わった人だと思ってる人も、けっこういるみたいだけど。 まあ、それはそれで、べつに構わないんだけど。 (二重人格かな、双子座だし) でも、ルルドのことを書くとしたら、 自分が持っている、もっと純粋な部分で書くことになるのです。 そして、それは、親しい人にもあまり見せたくないという部分なのです。 (みんな、そういうものを持っていると思うけど) そういうことを、メルマガのような、 誰が読むか分からないようなところに書いてもいいのかって、 自分に問いかけたりしているんですよ。 非公開にしたほうがいいんじゃないか、とかね。 けっこう悩んだんだけど、でもよく考えてみたら、 僕は、これを書くことによって、失うものは何もないんだよね。 (読者がいま200人くらいいるけど、たとえばそれが 5人くらいになったって、ぜんぜん構わないんですよ。) でも、僕がこれを書くことによって、ひょっとしたら、 誰かに何かが伝わるかもしれない、って思うのです。 だから、たぶん、数回に渡って(もっとかなあ) 書くことになるだろうと思うけれど、でも、まだ迷っているのです。 読んでみたら、 「なんだ、そんなにたいしたことじゃないじゃないか。」 って思うかもしれないけれど、それはそれでいいのです。 □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ 【 近ごろのフランス 】 イギリスの首相のトニー・ブレアが、家族と一緒に、 三週間のバカンスを、フランスで過ごすそうです。 (ブレア夫人が最近流産した関係で、 夫妻は後から子供たちに合流するとか。 このレターが届く頃には、もう一緒にいると思うけど。) 場所は、トゥルーズから約25km南に下った、 VERNETという人口2000人の村です。 トゥルーズは、僕も今回の旅で一泊したところなんだけど、 やっぱり北の方とは、ぜんぜん違うなって感じの街でした。 (あたりまえか、まあ、いいや。) トニー・ブレアは、去年のバカンスもフランスじゃなかったかな。 フランスが好きなのかな。 塀に囲まれた広い敷地には、 プールとかテニスコートもあるそうです。 英仏合わせて60人くらいの人が、警備にあたるとか。 たいへんですねえ。 畑仕事していたオジさんが、インタビューに応えていました。 「えー、オレには関係ないなあ。 こんなとこに、ナニしに来るんだろうねえ。 うん、オレには関係ないよ。」 有名人が来たときに、「自分には関係ないね。」っていうのが、 フランス人がよく使うセリフです。 個人主義とプライドの高さが、そう言わせるんでしょうかねえ。 もっと素直に喜べばいいのにね。 ∽ ∽ ∽ トニー・ブレアが首相になった当初は、 まだ若くて、笑顔もステキでしたね。 (最近はそうでもないけど。) そのころ、フランス人の記者から次のような質問を受けていました。 「あなたは、むかし、フランスでギャルソン(ウェイター)の仕事を していたことがあるそうですね。」 これには、さすがのトニー・ブレアも笑顔をひきつらせていました。 一国の首相に向かって、そんなコト言うかね、しかし。 「首相、あなたは、むかし、ウチの国でウェイターやってたそうですね。」 だって。 そーゆーところに、フランス人の中華思想のようなものを 感じてしまいますね。 □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ 【 近ごろのパリ 】 § その1 モンマルトルの丘の上に、サクレクール寺院があります。 その前に大きな階段があります。 8月6日夜、その階段の下に設けられた大きなスクリーンで、 「アメリー」が上映されたそうです。 観客の数は、6000人! もちろん、タダでしょう。 なかにはピクニック気分で、ワインやチーズ持参の人もいたとか。 雨が降らなくて、よかったですね。 個人的には、夜はあの辺はコワくて行けないなあ。 § その2 2001年末に、ルーヴル美術館の作品貯蔵庫から盗まれた、 18世紀の銀の燭台二つが発見されました。 ルーヴル美術館の元警備員が、容疑者として尋問されたとか。 燭台は、2001年12月にパリで競売にかけられ、 9146ユーロで落札されていたそうです。 盗んだものを、すぐ競売にかけるという感覚が、 なんともいえませんね。 ちなみに、この記事、ベタ記事っていうんですか、 小さな記事でした。 2002年8月11日 Michio 追伸 てんこさん、 推薦文を、どうもありがとう。 これからも、これは自分のために書かれたレターだと思って 読んでください。たまには、へんなことも書くと思うけど、 そんなときは、 「また、おかしなこと書いてる。困ったヤツだ。」 などと思ってやってください。 巴里レター 配信の手続きは次のところでどうぞ めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?002474 メルマガ天国 http://melten.com/m/9592.html PUBZINE http://www.pubzine.com/detail.asp?id=18529 解除は、登録されたところでお願いします。 一筆書いて送りたいという方は、次のアドレスへ michion2@mail.goo.ne.jp じゃあ またね
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