| 巴里レター No.28 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 巴里レター No.28 ☆ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ 日本に誰かが里帰りするとなると、 必ず話題になるのが、航空券のことです。 (まあ、船で帰るとか、バスに乗って帰るっていう人は、 あまりいないからねえ。) どこの航空会社で、いくらかってことですね。 日本からヨーロッパに来るのが、一大イベントであるように、 こっちから日本に行くのも、やっぱり一大イベントなんですよ。 経済的に余裕のある人は、やっぱり直行便を使いますね。 そりゃ、楽でいいよね。乗ってれば、日本に着いちゃうんだから。 あまり余裕のない人は、経由便ですね。 ちなみに、僕が昔、一度だけ日本に帰ったときに使ったのは、 いまは無きサベナでした。 ブリュッセルで、5時間くらい待ったもんね。 (ひょっとしたら、まだあるのかな。倒産したって聞いたけどな。) ドコとは言わないけれど、 すごく安いけれど、ゼンゼン人気のない航空会社もあります。 知り合いに、日本に帰るときは、いつもその安くて人気のない ヒコーキを使うっていう人がいたので、話を聞いてみました。 「みんな、食事がマズイ、マズイって言うけど、そんなにヒドクないよ。 それに僕、あのチマチマってした機内食が好きなんだよね。」 「だから、このまえなんか、隣にいた人が、 『おいしそうに食べてますねえ。 私、こーゆーの食べられませんから、 よかったら私の分も食べてください。』 って言うんだけどさ。二人分も食べられないよねえ。 それに、そういう言い方って、ちょっと失礼じゃない。」 「だけど、窓から見える景色がよくないよね。」 そんなに景色の悪いところを飛んでゆくのかと思って、 地図を思い浮かべて、そのヒコーキが飛んで行きそうなコースを 考えてみたのですが・・・ 「いやね。窓から、ヒコーキの翼が見えるでしょ。 その翼がツギハギだらけなんだよね。 あれって、やっぱり、あまり気持ちのいいもんじゃないよね。」 「また、そのツギハギを留めてるリベットがね。 エッフェル塔の鉄骨留めてるリベットがあるじゃない。」 僕 .『まさか、そんなに大きいわけないでしょうが。』 「あんなふうに、丸くポコンと出っぱってるんだよね。 それで、飛んでるときに、そのリベットの後ろに、 空気の筋ができるんだよ。」 僕 .『う 〜ん。なんとなくわかるような気がする。』 「それから、機体がやたらキシむんだよね。」 「でもねえ。飛んでる最中に、スチュワーデスが ペンチみたいな道具持って、ウロウロするの、 あれはやめてほしいねえ。」 「また、通路の幅とスチュワーデスのお尻の幅が、 あまり変わらないんだよね。 だから、向こうからスチュワーデスが歩いてくると、 すれ違うのが大変なんだよ。」 という某航空会社のヒコーキのお話でした。 □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ◇ ルルド Lourdes 〔14〕 ◇ マリア様の洞窟の近くに、ミサの日程表のようなものが 掲示されていたのですが、それを見ると、日に何度も、 いろんな国の言葉で、ミサが行われているみたいです。 (冬は少ないと思うけど) 一番多かったのは、フランス語とイタリア語のミサで、 一日に5回ずつ予定されていました。 あと、ドイツ語とか、英語とか、オランダ語とか、 まあ、ミサを行う場所はいくつもあるからねえ。 僕が滞在していた間、一日一回ミサが行われると、 予定表に載っていたのが、ポーランドとマルタ。 ポーランドは、解りますよ。カトリックの強い国だから。 でも、マルタは意外でしたね。 まあ、十字軍の末裔だから、その関係かな。 あるいは、たまたまマルタの大きな団体が来ていたのかな。 ∽ ∽ ∽ 僕が、朝早く、マリア様の洞窟に行った日、 朝6時から、洞窟の前で、マルタのミサが予定されていました。 その準備を見ていて、『へえ 〜。』って思ったのは、 白い服を着た教会関係の人と、そのお手伝いをする二人の少年が 最初に交わした挨拶が、敬礼だったんですね。 そう、あの、軍隊とか自衛隊の人がやる、 右手の先を頭の横にもってくる、あの敬礼ですね。 なんか、スゴイ場違いな挨拶なんだけど、 『でもきっと、それがマルタの伝統なんだろうな。』とか、 『おもしろいなあ。世界は広いよなあ。』とか、思ったのでした。 マリア様の洞窟のすぐ近くのベンチに座っていたら、 関係者の人が、「ミサを行うので、席をあけていただけますか。」 みたいな感じでまわってきました。 僕がマルタの人間じゃないって・・・ やっぱり、わかるかな。 だから、後ろのほうの、ちょっと離れたベンチに移動したのでした。 『マリア様、現れるかなあ。』とか思いながら、 ボケーっとしてたんだけど、二つほど気がついたことがあります。 マリア様が現れた洞窟の奥のほうに、 小さな電灯が灯っているのだけれど、 その洞窟の天井から、水がポタッ、ポタッ、って落ちているんだよね。 『はあ 〜。だから岩に水が滲んだようになっているのか。』 って思ったのがひとつ。 それから、泉の洞窟の上に、草や潅木が生えているのだけれど、 長く垂れている蔓のひとつが、ずっと揺れているんだよね。 最初、風かなって思ったんだけれど、 他の植物は、ほとんど揺れていないから、 ヘンだなって思ったのでした。 鳥が何羽も飛んできていたから、 鳥か、あるいは小さな動物の巣があって、 それで揺れているのだろうと思ったのでした。 さすがに、超常現象だとは思いませんでしたね。 マルタの関係者も、だんだん集まってきて、 30人くらいになったかな。 マルタ以外の人たちも、そのくらいいたかな。もっとかな。 ミサが終わったあと、握手を交したのは、 確かこの時のミサだったと思うけど。 僕も、隣の人が手を差しのべてくれたので、 ナンカよくわからないけど、笑顔で握手をしたのでした。 (つづく) □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ ∞ □ 【近ごろのパリ】 なんと、パリで地震がありました。 「パリは、地震もないし、台風も来ないから、いいよなぁ。」 って、思っていたんだけど。 22日の夜、僕は気がつかなかったんだけど、 建物の10階に住んでる友だちは、 「部屋がユラユラ揺れたんだけど、ちょうどビール飲んでたから、 酔っぱらってるのかと思った。」 って、言ってました。 震源地は、フランスの東部、アルザス地方、 マグニチュード5.4だって。 怪我人は無かったそうです。 地震なんて知らない人が多いから、 「近くで爆発があったと思った。」っていう人、 結構いたみたいです。 2002年2月25日 Michio 追伸 次回のレターは、やっぱり3月14日かなぁ。 バレンタインには、誰もメールをくれなかったけど・・・ でも、いいんです。 これが、噂にきくメルマガ発行者の孤独というものかもしれない、 シクシクシク・・・ と一人で泣きマネをしている僕でした。 URL http://members.goo.ne.jp/home/michion2 巴里レター 配信の手続きは次のところでどうぞ めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?002474 メルマガ天国 http://melten.com/m/9592.html PUBZINE http://www.pubzine.com/detail.asp?id=18529 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000104321.htm 解除は、登録されたところでお願いします。 一筆書いて送りたいという方は、次のアドレスへ michion2@mail.goo.ne.jp じゃあ またね
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